00の世界を借りて、いろいろ書き散らしています
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ティエリア編その2です。
短くて申し訳ない;
祭の後 03 その2 ~ティエリア・アーデの場合
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気分転換に、何か飲み物でも。そう思って、ラウンジに足を向けた。
祭の後 03 その2 ~ティエリア・アーデの場合
湯気の立つ紅茶を飲むと、その暖かさが全身に染みて、ほっとため込んでいた息が出た。ほんの少し肩がゆるむ。両手でカップを持ち、テーブルに肘をついて、ぼんやりと口をつけた。
自分の感情をもてあましていた。
人革連の襲撃からこっち、感情が不安定になっている自覚はある。不安定の理由は簡単だ。ナドレをさらして計画をゆがめてしまったこと。
・・・の、はずだ。
自分は計画通りに作戦が遂行されればそれでいい。
感情の乱れが不安要素になってはならないから、ヴェーダの元へと足を運んだ。懐に抱かれれば、それで感情はリセットされて、平常心を取り戻せるはずだった。
だがそれが逆効果になるとは思わなかった。
自ら望んだとはいえ、見てしまった彼の過去。それはいい。ソレスタル・ビーイングは、どうせすねに傷を持つ人間の集まりだし、それで彼への評価が変わるわけではない。むしろ過去を自分で払拭するのであれば、ガンダムマイスターとしての不安要素が無くなる。何も問題はなかった。
それよりも、スメラギと密談を交わす彼の姿が、焼き付いて離れない。
面白くない。すごく。
「だめだ・・・」
また彼のことを考えている。両手に持ったカップに額をつけてうなだれた。
ひと思いに紅茶を飲み干し、洗浄機にカップを乱暴に置く。
人間なんて厄介だ。もうこの感情を脳から切り離してしまいたい、と唇をかみしめたとき、背後でドアの開く音がした。
「あ・・・」しまった、という気配。
アレルヤ・ハプティズムが入り口に立っていた。
to be continued
気分転換に、何か飲み物でも。そう思って、ラウンジに足を向けた。
祭の後 03 その2 ~ティエリア・アーデの場合
湯気の立つ紅茶を飲むと、その暖かさが全身に染みて、ほっとため込んでいた息が出た。ほんの少し肩がゆるむ。両手でカップを持ち、テーブルに肘をついて、ぼんやりと口をつけた。
自分の感情をもてあましていた。
人革連の襲撃からこっち、感情が不安定になっている自覚はある。不安定の理由は簡単だ。ナドレをさらして計画をゆがめてしまったこと。
・・・の、はずだ。
自分は計画通りに作戦が遂行されればそれでいい。
感情の乱れが不安要素になってはならないから、ヴェーダの元へと足を運んだ。懐に抱かれれば、それで感情はリセットされて、平常心を取り戻せるはずだった。
だがそれが逆効果になるとは思わなかった。
自ら望んだとはいえ、見てしまった彼の過去。それはいい。ソレスタル・ビーイングは、どうせすねに傷を持つ人間の集まりだし、それで彼への評価が変わるわけではない。むしろ過去を自分で払拭するのであれば、ガンダムマイスターとしての不安要素が無くなる。何も問題はなかった。
それよりも、スメラギと密談を交わす彼の姿が、焼き付いて離れない。
面白くない。すごく。
「だめだ・・・」
また彼のことを考えている。両手に持ったカップに額をつけてうなだれた。
ひと思いに紅茶を飲み干し、洗浄機にカップを乱暴に置く。
人間なんて厄介だ。もうこの感情を脳から切り離してしまいたい、と唇をかみしめたとき、背後でドアの開く音がした。
「あ・・・」しまった、という気配。
アレルヤ・ハプティズムが入り口に立っていた。
to be continued
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