12話感想

　刹那、ほんとうに良い子！
　「俺はガンダムになれない！」って、あれ、自分と同じ境遇にある子たちとか、犠牲になる命を助けてあげられなかったことに対して、だと私は思いました。
　マリナ姫と出会ったとき、悠長なことを言っている間に人が死んでいく、とキレた場面がありましたが、それも含めて、故郷思いで、やさしい、良い子だなあと思って。
　クルジス人の扱いがひどいと分かっていても、町に出て行きたい気持ちを抑えられなかったんだなとか、クルジス出身と言えないのは辛いだろうなとか･･･。

　戦争させられていた過去を考えると、人の死に鈍感でなければ、精神がもたないのでは、と思うのですが･･･。あんな感受性強いままだったら、さぞかししんどかったろうと思う。
　実際子ども兵の話で、感覚がマヒしていくとの記事も読んだことありますし。心を守るためにはね。
　
　今まで言葉が少ない分、イマイチあやふやだった刹那像ですが(今頃！）なんだかこの話で、私の中には良い子刹那ができあがって、ものすごく応援したくなりました。

　萌えも何もない感想ですみません。